農事組合法人 どんどんファーム古殿
清水地区は、湧水など水資源に恵まれ、水田を中心とした農業が盛んな地域です。農業が近代化し、農家数は減り、家族労働による小規模経営からトラクターなど農業用機械による農業への転換が進み、小規模農家でも必要な農機具を買いそろえ、過剰投資などにより農業で生計を立てることが厳しくなり、高齢化による離農、兼業化、規模縮小が進み農地は荒れ、農村の環境を維持していくことが厳しくなることが危惧されていました。
このような中で、平成7年に10人ほどの有志が飲ん方のたびに話し合い「自分たちでできることをやろう」というで、どんどんファーム古殿の起源となる古殿むらづくり機械利用組合を結成し、農機具を持ち寄り農作業の受託や転作田に大豆の栽培をはじめました。年を追うごとに受託作業は増え、補助事業を活用して大型機械を買いそろえ、水稲や甘藷の栽培にも取り組み、経営規模が拡大し販売が順調に推移していたことから、関係機関の働きかけもあり、集落営農を前進させるために法人化を決め、平成17年に鹿児島県で初となる集落営農方式の農事組合法人どんどんファーム古殿を設立しました。現在は、清水地区の農地を中心に水稲、さつまいも、大豆、飼料作物など約48ヘクタールの作付けのほか、冬作の園芸作物の栽培、水稲の収穫・乾燥、ドローンによる防除などの受託作業に取り組んでおります。また、地元の食材と手づくりにこだわり、安心安全でおいしい食品の提供やたくさんの人が集う場として「であえ~る どんどん亭」を創設しております。詳しくは、次のURLにリンクしてください。
どんどんファーム古殿のホームページ https://dondonfarm.com