清魂水(せいこんすい)

 

清魂水(せいこんすい)

 岩屋橋の下にあり、苔(こけ)むした岩肌の割れ目から、昔と変わらない水量の冷たい水がわき出ている。
 この水を飲むと疲れがとれる、病の回復が早いと言われ、薬水とも言われていた、のどごしの良い天然水である。
 水が清い魂の水であることから、平成四年頃、住民が「清魂水(せいこんすい)」と名付けた。鳴野原の畑仕事に行くときは、いつも冷たい水を竹筒(たけづつ)で持参し、飲んで精気(せいき)を取り戻していた。
 現在は、本やテレビなどで紹介されて有名になり、町外から水を汲(く)みに来る人も多い。

​清水地区公民館